光栄菊 黄昏Orange(たそがれオレンジ) 無濾過生原酒
この苦味とちょっとだけの甘みはまさに柑橘系そのもの。オレンジというよりはグレープフルーツ。これ、お米でできてんの?っていうぐらい。
後味もスッキリでジュースのように飲めてしまう。
アルコール度数が13度と低めなのもあるのかな。
でもちゃんと辛味もあって、米の旨味もあって日本酒らしさはどっしりとある。全然軽い感じではない。
以前飲んだ同じ光栄菊のアナスタシアグリーンほどの衝撃はない。とはいっても高いレベルでの比較ですよ。こっちはこっちで美味しい。
どちらかというとカジュアルに飲む日本酒かなと。この時は常温のを飲んだんだけど、冷やした方があいそうだな。冷やして飲んだらゴクゴクいっちゃうだろうけど。
光栄菊はこの前飲んだ菊鷹の山本克明さんが杜氏。
菊鷹での酒造りを一旦終了して、今は佐賀の光栄菊酒造で光栄菊を手掛けているらしい。
その時飲んだ菊鷹 雌伏 は山廃だからか、4年熟成だからか、かなり濃厚でずいぶん印象が違う。けど最後の日本酒らしさのところに共通したのものを感じる(気がする)。
光栄菊酒造さん自体はは古くからの酒蔵らしいけど、一旦閉じてしまってたのを山本杜氏を迎えて復活したらしい。
Saketimeでも高評価で、日本酒ランキング全国で5位(2020/9/1現在)と大人気。これからも人気があがるだろうなあ。