酔鯨 香魚 純米酒 酔鯨酒造/高知
香魚とは鮎の別名だそうです。まさしくその通り。鮎のイメージにぴったり。旨すぎずさっぱりしすぎず。適度な旨味と清涼感でさりげなく主張してくる逸品。
残念ながら鮎の塩焼きがなかったので、鰹のたたき(!?)と・・・
やはりこれがぴったり。鯨と鮎と鰹の共演です。
高知って豪快なイメージがあったけど、日本酒はさっぱりすっきりなイメージだなあ。四万十川があるからそっちのイメージか。
高知の清流、野根川の伏流水で仕込み、お米は高知県産の吟の香を使用。
売上金の一部は野根川の環境保全に充てられるということ。高知で清流というと、なんでもかんでも四万十川かその支流と思いがちだけど、この野根川は室戸岬の北、ほぼ徳島との県境に位置する。
高知の自然の広がりを感じます。こういうところでも鮎の遡上があるんですねえ。上流にダムのない川で近年公民をあげての環境保全に取り組んでいるそうです。
水を大事にしてこその日本酒という姿勢が素晴らしい。